今回は、40代女性の患者様が左肩の痛みで眠れなかったケースについてご紹介します。
患者様は、夜間に肩の痛みが強くなり、十分な睡眠を取れない状態が続いていました。整骨院に来院された際、まず痛みを緩和するための施術を行い、数回の治療後には痛みがほとんどなくなり、夜も快適に眠れるようになりました。
しかし、痛みが和らいだ後も左肩の可動域が制限されており、肩が十分に上がらない状態が続いていました。このような症状は、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)や筋肉や腱の硬化、炎症の後遺症としてよく見られます。
施術内容
可動域の改善を目的とした施術は、次のようなステップで行っています。
1. **筋肉の柔軟性を回復させるストレッチ**
肩関節周囲の筋肉が硬直しているため、まずは柔軟性を取り戻すための軽いストレッチを行います。患者様に合わせた無理のない範囲で、徐々に筋肉をほぐしていきます。
2. **筋膜リリース**
筋膜が硬くなると、関節の可動域が制限されます。そのため、筋膜リリースを行い、筋膜の癒着を解消し、肩の動きをスムーズにします。
3. **肩関節のモビライゼーション**
肩の可動域を広げるために、関節自体を少しずつ動かすモビライゼーションを取り入れています。これは、関節包や周囲の軟部組織に働きかけ、肩の自然な動きを引き出す施術です。
4. **肩甲骨周囲の筋力強化**
肩甲骨周りの筋力が低下していることが可動域制限の一因となることがあります。適切な筋力強化の運動を取り入れ、肩甲骨の安定性を高めることにより、肩の可動域をさらに改善します。
経過と今後の展望
現在、患者様は痛みなく夜間の睡眠を確保できていますが、まだ肩が完全に上がらない状態です。今後も定期的な施術と自宅でのストレッチ・筋力トレーニングを並行して行い、肩の可動域を改善し、日常生活での不便さを完全に解消することを目指しています。
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた個別の施術プランを提供しております。肩の痛みや可動域の制限でお困りの方は、ぜひご相談ください。











